WAAP NOODLE の石垣肉そば — 看板の一杯
NOODLE 2026.05.13

石垣肉そばを軸に。平久保WAAP「NOODLE」の麺の話

平久保まで来て、お昼に何を食べよう。そんな問いに、わたしたちは「石垣肉そば」という一杯で答えたいと思っています。

石垣島最北端の高台、海と牧草地に囲まれた敷地のなかに、WAAP の 1F レストラン「NOODLE」はあります。観光のあいまに、ドライブの途中に、滞在中のお昼に。ふらっと立ち寄って、ゆっくり食べて、また風のなかへ戻っていく。そんな時間のための場所です。

なぜ「肉そば」だったのか

石垣の麺といえば、まず八重山そばを思い浮かべる方が多いかもしれません。わたしたちもその文化に敬意を持っていますし、島で食べる八重山そばは、それ自体がひとつの旅の記憶になります。

そのうえで、WAAP では「肉そば」を看板に据えました。理由はシンプルで、ボリュームのある肉の旨味と、軽やかなスープが対話する一杯のほうが、平久保まで足を運んでくださった方の身体にすっと馴染むと考えたからです。麺を起点に、八重山の食文化を別の角度から味わってもらえたらと思っています。

石垣の素材を活かした出汁のこと

PDF の施設紹介には、NOODLE のことをこう記しています。「石垣の食材を活かした出汁と具材。ふらっと立ち寄れる、気軽な一杯を。」短い一行ですが、わたしたちが大切にしている輪郭がここに収まっています。

豚の旨味と鰹の風味を軸に、塩味と辛味で表情を変える。派手さよりも、毎日でも食べられる素直な味を目指しています。具材も、ことさら凝るより、麺と出汁の主役性を邪魔しないこと。引き算の設計です。

麺と、具材と、トッピング

NOODLE の石垣肉そばには、二つの顔があります。ひとつは、島唐辛子をきかせた「赤」。汗ばむ午後や、潮風で身体が冷えた日に、ぴりっとした辛味が背中を押してくれます。もうひとつは、豚と鰹の旨味を塩で素直に引き出した「白」。麺そのものの力を味わいたい日のための一杯です。

トッピングや細部は、季節と仕入れに合わせて少しずつ調整しています。同じ「石垣肉そば」でも、訪れる日によって少し違う表情に出会えるかもしれません。

ふらっと立ち寄れる場所でありたい理由

NOODLE は、宿泊者だけのレストランではありません。地元の方も、北部をドライブする旅行者も、サイクリストも、誰でもカウンターに座っていただけます。

ホテル併設の食堂と聞くと身構えてしまう方もいるかもしれませんが、ここはもっと風通しのよい場所です。一人で来て、一杯食べて、また走り出す。そんな使い方こそ、わたしたちが思い描く NOODLE のあり方です。

NOODLEのある建物(1Fレストランの空間)

メイン棟の 1F、石造りのアーチをくぐった先に NOODLE のカウンターがあります。漆喰の白壁、無垢の木、アーチ越しに差し込む自然光。建物そのものが、麺を食べる時間の伴奏になってくれる場所です。

吹き抜けの構造越しに 2F カフェ TABLE の気配が伝わってきて、ひとつの建物のなかに二つの時間が同居しています。詳しい空間の印象は、ぜひご自身の目で確かめていただけたらと思います。

営業情報と、月・金の定休日について

NOODLE の営業時間は 11:00–15:00(ラストオーダー 14:30)。2026 年 4 月以降は、月曜と金曜を定休日としています。

平久保まで足を運んでいただく場所だからこそ、来てから「お休みでした」になってしまうのが一番つらい。お出かけ前に、念のため /noodle の営業情報をご確認いただけると安心です。団体での利用や、車椅子でのご来店についてのご相談は、お問い合わせフォームからどうぞ。

食後は、2Fカフェへ抜ける

肉そばを食べ終えたら、そのまま外に出てしまうのも自由ですが、もし時間に余裕があれば、同じ建物の階段を上がって 2F カフェ TABLE へどうぞ。高天井の吹き抜けと木梁の下で、コーヒーと焼き菓子を一杯。

食事から珈琲への流れまでを、ひと棟のなかで完結させる。これが平久保 WAAP のささやかな贅沢です。同じ食のクラスタでは、姉妹記事 TABLEで過ごす午後 もぜひ。平久保までの行き方や周辺の地理は /access にまとめています。

平久保の風のなかで、一杯の石垣肉そばを。ご来店をお待ちしています。

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